全国切符を巡る白熱の攻防!宮城中学バドミントン頂上決戦の裏側
宮城 県 中学校 バドミントン界の勢力図が、今まさに塗り替えられようとしている。カメイアリーナ仙台のメインアリーナに響き渡る鋭い打球音。フロアを蹴るシューズの激しい摩擦音。張り詰めた緊張感の中、シャトル一球にすべてを懸ける中学生たちの気迫が観客席を圧倒した。県内屈指の精鋭たちがしのぎを削る今大会、歓喜の涙と悔し涙が交錯するドラマがコート上で繰り広げられた。
東北のみならず全国トップレベルの実力を誇る宮城 県 中学校 バドミントンの戦いは、序盤から波乱含みの展開となった。名門校が誇る揺るぎないプライドと、虎視眈々と王座を狙う新鋭校の勢いが激突。全国への切符を手繰り寄せるべく繰り広げられた死闘の全貌を、現地取材班の視点から克明にお届けする。
【独自取材】全中切符を手にした強豪校と勝敗を分けた熱戦スコア速報

全国中学校体育大会への出場権を懸けた宮城県中学校総合体育大会のファイナルステージ。男子団体戦決勝は、息をのむ大熱戦となった。絶対王者として君臨する聖ウルスラ学院英智中学校に対し、ノーシードから快進撃を続けて勝ち上がってきた挑戦者が果敢に挑みかかった。
第1シングルスを聖ウルスラ学院英智中学校がストレート(21-14、21-12)で先取するも、相手校のエースダブルスが意地を見せてフルゲームの末に逆転(18-21、21-19、21-17)で奪い返す。勝負の行方は第3シングルスへ。最後はネット際の繊細なヘアピン勝負を制した聖ウルスラ学院英智中学校がゲームカウント2-1で辛勝し、東北中学校バドミントン大会への第1代表の座を死守した。
女子団体戦トーナメントでも、伝統校の鉄壁のレシーブ力が光った。強打を何十往復も拾い続ける驚異的なフットワークで相手のミスを誘い、見事に優勝。団体戦・個人戦トーナメントの全日程を通じて、極限のプレッシャー下で放たれた一撃一撃が観客の心を揺さぶり続けた。
名門・聖ウルスラ学院英智に迫る新勢力の台頭と戦術進化

長年にわたり全国レベルのトップランカーを輩出し続ける聖ウルスラ学院英智中学校。その牙城は今なお高い。だが、今大会で際立ったのは公立中学校やクラブチーム勢の急速な戦術的進化だ。
過去に見られた「粘って相手のミスを待つ」スタイルは影を潜め、序盤から積極的に前衛でシャトルを叩く超攻撃型フォーメーションが急増した。ジュニアバドミントン時代から高度なフットワークと速攻を体に叩き込んできた選手たちが、名門校の重圧に怯むことなくスマッシュを打ち込む光景が何度も見られた。勢力図は確実に、そして急速に多様化している。
聖地セキスイハイムスーパーアリーナとカメイアリーナ仙台を揺らした名勝負

中学総体バドミントン競技の舞台となったカメイアリーナ仙台、そしてセキスイハイムスーパーアリーナの空間には、独特の魔物が潜む。わずかな空調の風、照明の角度、そしてフロア全体を包み込む独特の反響音。
シャトルの飛びが微妙に変化するシビアな環境下で、勝敗を分けたのは状況への適応力だった。あるダブルス戦では、第1ゲームを大差で落としたペアが、風の流れを読んだ長短のロビングを巧みに使い分けて大逆転勝利を収めた。コートサイドで声を嗄らす指導者と、ベンチで祈るようにラケットを握りしめる控え選手たち。会場のボルテージは終始最高潮だった。
次世代を担う注目選手たち!ジュニアバドミントン出身者の圧倒的スピード
今大会でひときわ異彩を放っていたのが、小学生時代から頭角を現していたジュニアバドミントン出身の注目選手たちだ。中学年代とは思えないラケットヘッドの加速スピードと、打点に入り込む驚異的な一歩目の速さを持つ。
個人戦シングルスを制した新星は、180キロを超えるスマッシュと、相手の逆を突くクロスカットを自由自在に操り、観客席のどよめきを誘った。試合後のインタビューでは「目標は県制覇ではなく全国の表彰台」と語り、その鋭い眼差しには一切の妥協がなかった。精神的にも技術的にも成熟した次世代の主役たちが、宮城のレベルを一段押し上げている。
東北大会から全国中学校バドミントン大会へ!宮城勢が狙う全国制覇のシナリオ
激闘の末に代表権を勝ち取った選手たちは、次なる関門である東北中学校バドミントン大会へと駒を進める。その先に見据えるのは、もちろん全国中学校バドミントン大会(全中)の頂点だ。
宮城県中学校体育連盟と宮城県バドミントン協会の連携による強化プログラムや、公益財団法人日本バドミントン協会が推進する育成方針が結実し、宮城の競技レベルは全国屈指の厚みを誇る。過酷な県予選を勝ち抜いた精鋭たちが、東北、そして全国の猛者たちとどう渡り合うのか。熱い夏を駆け抜ける中学生たちの挑戦は、まだ始まったばかりだ。 (出典: 宮城 県 中学校 バドミントン(Yahoo!ニュース))