日常を彩る新時代の一着!やまとの最新浴衣とプロ直伝の着こなし術
きもの やまと 浴衣の最新作が早くも街の視線を集めている。創業100年を超える老舗の看板を背負いながら、常に時代の空気を先取りしてきた名門が打ち出す今シーズンのテーマは、気負わない日常への回帰と機能美の徹底的な追求だ。花火大会や夏祭りといった特別なイベントのためだけの衣装ではない。カフェでのひとときやアート鑑賞、真夏の夕涼みまで、都市生活にしなやかに寄り添う新しいワードローブとして、いま大きな注目を浴びている。
袖を通した瞬間に感じる風通しの良さと、鏡に映る端正な立ち姿。歴史ある職人技と現代のライフスタイルを高次元で調和させたきもの やまと 浴衣は、ファッション感度の高い若年層から着物通まで、幅広い世代の心を掴んで離さない。老舗が仕掛ける夏の新たなスタンダードに迫る。
伝統と革新が共鳴する最新コレクションの全貌

老舗の矜持とは何か。その答えが、今季の新作にはっきりと刻まれている。株式会社やまとは、培ってきた確かな仕立ての技術を守りつつ、現代の気候変動や着用シーンの変化に鋭く呼応してみせた。猛暑が続く日本の夏において、いかに涼しく、そして美しく過ごせるか。その命題に対するやまとなりの回答が、今回のラインナップである。
クラシカルな藍色や白地を基調にした王道柄から、現代のアートピースを思わせる大胆な幾何学模様、さらには都会のビル群に馴染むスモーキーなニュアンスカラーまで、その表情は極めて多彩だ。一目で質の良さが伝わる生地の落ち感、動きやすさを考慮したミリ単位のパターン設計。すべてが計算し尽くされている。
洗える新素材から注染まで——完売必至の注目ラインナップ

今年のラインナップで最大の目玉となっているのが、自宅の洗濯機で手軽にお手入れができる高機能ポリエステルなどの「洗える新素材」だ。汗をかいても肌に張り付かず、速乾性に優れ、ノーアイロンで美しいドレープが蘇る。汗染みや汚れを恐れることなく、白やペールトーンの浴衣を日常着としてガシガシ着回せる自由を、この素材がもたらした。
一方で、手仕事の温もりを愛する層に向けた本格派の天然素材も圧巻の仕上がりを見せる。職人が何重にも重ねた生地に染料を注ぎ込む「注染」特有の柔らかなぼかし染めや、愛知県の伝統工芸である「有松・鳴海絞り」の立体的な凹凸感。肌に触れる面積が少なく、驚くほど涼やかな着心地を誇る絞りの浴衣は、生産数が限られていることもあり、すでに店頭で争奪戦の様相を呈している。
「きものやまと」から「Y. & SONS」まで広がるブランドの多様性

やまとの強みは、客層ごとに最適化された複数のブランド展開にある。カジュアルで親しみやすい「きものやまと」を中核に、自由でポップな世界観で20代から圧倒的支持を集める「KIMONO by NADESHIKO」、ミニマルで洗練された現代建築のような佇まいを提案する「THE YARD」、そしてメンズの新しいテーラードスタイルとして和洋の垣根を取り払う「Y. & SONS」だ。
それぞれのアプローチは異なるものの、根底にあるのは「きものを再び日本の日常着へ」という共通の哲学である。性別や年齢、既存のルールにとらわれず、スニーカーやレザーサンダル、キャップと合わせて自分らしく着崩すスタイルが、やまとの提案を通じてストリートにも自然に浸透しつつある。
猛暑を乗り切る!プロ直伝の着崩れ防止&スタイリング術
浴衣を着る上で誰もが直面する悩みが「着崩れ」と「暑さ」だ。だが、プロのちょっとしたコツを知るだけで、そのストレスは劇的に軽減される。きものやまとのスタイリストが明かす秘訣は、着付けの土台となる「補正」と「腰紐の位置」にある。
まず、ウエストのくびれを薄手のフェイスタオルでフラットに整えること。寸胴に見せるのではなく、帯が上下にずれるのを防ぐためのアンダーウェア感覚の下準備だ。そして、腰紐を結ぶ位置は骨盤の高い位置でしっかりと固定し、みぞおち付近の胸紐は呼吸が苦しくならない程度にゆとりを持たせる。上半身を締め付けすぎないことが、真夏でも涼しく涼やかな表情を保つ最大のポイントだ。
衿元が緩んできたら、上前を引っ張るのではなく、身八つ口(脇の開き)から手を入れて下前を引く。これだけで、乱れた胸元が一瞬でピシッと元の端正さを取り戻す。帯周りには麻の半幅帯や兵児帯を選び、あえて帯板をメッシュ素材に変えることで、通気性を大幅に確保できる裏ワザも押さえておきたい。
やまとオンラインストアやZOZOTOWNで始めるスマートな和服生活
敷居が高いと思われがちな和服の世界だが、やまとはアクセシビリティの改革にも余念がない。全国のリアル店舗での丁寧な採寸・試着体験はもちろんのこと、「やまとオンラインストア」では身長や体型を入力するだけで最適な仕立てサイズを提案するデジタルサービスを完備している。
さらに、若年層のファッションインフラである「ZOZOTOWN」にも積極的に出店。アパレルブランドの新作トップスを選ぶのと同じ感覚で、ワンクリックでコーディネート一式を揃えることができる。プレタ(既製品)浴衣と仕立て浴衣の双方をシームレスに選べる環境が整ったことで、初めての一着を手にするハードルはかつてないほど下がった。
矢嶋孝行社長が語る、日常に溶け込むきものの未来
「きものを特別な日のコスチュームにしてはいけない。私たちが作りたいのは、着る人の個性を引き出し、日常をちょっと豊かにする日常着です」。株式会社やまとの矢嶋孝行代表取締役社長はそう力を込める。ファストファッションが席巻する時代において、やまとはサステナビリティとパーソナルな愛着の両立を追求してきた。
一度仕立てれば体型の変化に合わせて何十年も着続けられ、やがて次の世代へと受け継ぐことができる和服の構造。これこそが究極のエコシステムではないか。職人の技術継承支援からデジタルトランスフォーメーションまで、老舗の変革の手綱を緩めないやまとの姿勢は、日本のファッション産業全体に強い刺激を与え続けている。 (出典: きもの やまと 浴衣(Yahoo!ニュース))