マルモの喋る犬ムックの正体!芦田愛菜と鈴木福が明かす撮影秘話
マルマル モリモリ 犬として社会現象を巻き起こし、日本中のお茶の間を釘付けにした白いミニチュア・シュナウザーの「ムック」を覚えているだろうか。2011年にフジテレビジョン系列で放送され、日本のテレビドラマ史に刻まれる金字塔となったホームドラマ『マルモのおきて』。阿部サダヲ演じる独身アラフォー男・高木護と、幼い双子役を務めた芦田愛菜、鈴木福の愛くるしい掛け合いに加え、突然人間の言葉を喋り出した謎の犬・ムックの存在感は唯一無二だった。主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」のダンス旋風から歳月が流れた今も、あの愛らしい佇まいと不思議な声の響きは色褪せない。
時が経ち、芦田愛菜や鈴木福が20代の実力派俳優として各メディアを席巻するなか、かつてのマルマル モリモリ 犬にまつわる撮影秘話や裏設定、そして「あの名犬の真相」を巡る関心がSNSを中心に再び高まっている。放送から15年の節目を迎えた今、改めて浮き彫りになるムックの圧倒的な演技力と、奇跡のドラマ誕生の軌跡に迫る。
喋る犬・ムックの犬種「ミニチュア・シュナウザー」と裏設定の正体

『マルモのおきて』で視聴者を驚かせた最大の仕掛けは、ムックが突如として「マルモ!」と人語を喋り出した瞬間だ。ドラマに登場したムックの犬種は、ドイツ原産の小型犬「ミニチュア・シュナウザー」。特徴的な長い眉毛と豊かな口ひげ、知的で好奇心旺盛な性格を持つこの犬種は、ムックのキャラクター造形に完璧に合致していた。
作中におけるムックは単なるマスコットではなかった。双子の実父である笹倉純一郎(葛山信吾)の魂が宿っているかのような言動を見せ、時に保護者のように子どもたちを見守り、時に主人公の護に鋭い助言を与えるメンターとしての役割を果たしていた。脚本段階から練り上げられたこの「喋る犬」というファンタジー要素は、単なるコメディにとどまらず、家族の絆を再構築する重厚なドラマの核となっていた。
撮影秘話と舞台裏!芦田愛菜・鈴木福が今も語るムックとの奇跡の日々

現場での撮影は、動物と幼い子役という予測不能な組み合わせの連続だった。当時まだ6歳だった芦田愛菜と鈴木福にとって、ムック(本名:ミニチュア・シュナウザーの役者犬)は共演者であると同時に、現場で最も心を許せる相棒だったという。
撮影の合間、二人はいつもムックのそばを離れず、体を撫でたり声をかけたりして自然な信頼関係を築いていた。ムックの豊かな表情を引き出すため、ドッグトレーナーはカメラの死角から細やかなサインを送り続けたが、子どもたちが注ぐ本物の愛情こそが、画面越しに伝わる奇跡的なアイコンタクトを生み出した。NGテイクが続いても決して集中を切らさず、絶妙なタイミングで首をかしげるムックの演技力に、現場スタッフ全員が息を呑んだと伝えられている。
あの名演技はどう生まれたのか?名優・阿部サダヲと動物トレーナーの知られざる挑戦

ムックに命を吹き込んだもう一人の立役者が、ムックの声を担当した声優のチョーだ。ひょうひょうとしながらも温かみと説得力を帯びたその語り口は、CGで口の動きを微調整する技術と見事に融合し、あたかも本当に犬が喋っているかのようなリアリティを生み出した。
受け手となった阿部サダヲのリアクション演技も見逃せない。阿部は、現場にいる犬のムックと対峙しながら、後からアフレコされる「声」のテンポをあらかじめ計算に入れて芝居を構築していた。動物トレーナーが指示を出すタイミングと俳優の台詞回しをミリ単位でシンクロさせる現場の熱量は、CG全盛の時代にあっても群を抜く職人技の結晶だった。
ムックの現在の真相とドラマが遺した温かなレガシー
「マルモのおきての犬、ムックは今どうしているのか」というファンの声は絶えない。劇中でムックを演じたタレント犬は、撮影終了後も専門のプロダクションで手厚いケアを受けながら穏やかな犬生を全うした。小型犬の寿命を鑑みればすでに天国へと旅立っているが、その魂と愛らしい姿は作品のなかに永遠に刻まれている。
ドラマ放送当時、ミニチュア・シュナウザーを家族に迎え入れる家庭が急増するなど、ペット文化にも大きな影響を与えた。ムックが示した「言葉を超えて心を通わせる動物との絆」は、現代社会において人々が求める究極の癒やしそのものだった。
2026年最新!FOD・TVer・Netflixで再燃する『マルモのおきて』ブーム
現在、動画配信プラットフォームの普及により、『マルモのおきて』は新たな世代の視聴者を獲得し続けている。フジテレビ公式のFODをはじめ、TVerでの期間限定リバイバル配信、そしてNetflixなどのグローバル配信サービスを通じて、リアルタイム世代だけでなく10代のZ世代や海外のドラマファンへと視聴者層が拡大した。
幼少期を共に駆け抜けた芦田愛菜と鈴木福は、名実ともに日本を代表する表現者へと成長した。彼らがバラエティ番組や対談企画で当時を振り返るたび、「マル・マル・モリ・モリ!」のダンスクリップやムックの愛らしいカットが再びトレンド入りを果たす。時代がどれほどデジタル化し進化しようとも、無垢な子どもたちと一匹の白い犬が紡いだ家族の物語は、これからも多くの人々の心を揺さぶり続ける。 (出典: マルマル モリモリ 犬(Yahoo!ニュース))